Tag Policy
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Tag Policy では、Billing Tag設定を提供し、組織のクラウドコストを正確に分類・割り当てすることができるようにします。 チームやプロジェクト、サービスなど様々な基準に基づいてコストの追跡ができるよう、ポリシー基盤のタグキーと許容可能なタグ値を事前定義できます。
設定されたBilling Tagは、OpsNowの分析(Analysis)、予算管理(Budget) と連携され、ショーバック(Showback)やチャージーバック(Chargeback)方式で組織別のクラウド使用量を透明にビジュアル化します。
また、各タグのAWSコスト割当(Cost Allocation)有効化状態をリアルタイムで確認することができ、Backfill機能で過去のリソースにも同様のタグポリシーを遡及適用できます。
Tag Policyでは、タグの規定遵守状況を確認し、ビリングタグの設定やタグ登録ルールを定義します。コストを目的に合わせて区分し、追跡できるようにビリングタグを設定しましょう。AWS CURでCost Allocation Tagからクラウドコストの現状を把握できます。
(*Billing Tag: CSPの運用に必要な必須ビリングタグのリストを提案します。ビリングタグとして指定されているもののみコストを収集します。クラウドで同期したコスト割り当てタグのキー一覧を必須タグ項目にマッピングしてください。このタグはCURのユーザー定義タグであり、CURでは“user:”で金額と一緒に表示されます。
[Add Billing Tag]をクリックしてビリングタグを追加してください。クリックすると、リストに新しい行が追加されます。ビリングタグの追加は、最大20件まで可能です。
読み込まれたタグキーが羅列され、ドロップダウンをクリックしてビリングタグで使う項目を選択してください。
タグキーを選択するとTag Valueが有効になります。選択したタグキーに対応する値のリストからドロップダウンし、必須のタグ値として使用する項目を選択してください。複数選択ができます。
AWSコンソールのCost Allocation Tag状態値によってActiveまたはInactiveで表示されます。Active 状態のタグのみAWSコスト割当タグ情報をOpsNowに連携して読み込み、Tag Explorerのビリングタグテーブルで表示します。状態値は「AWS Cost Allocation Status」横のボタンをクリックしてAWSへ移動後、設定を変更することができます。
[X(削除)]:ボタンをクリックすると、必須ビリングタグから削除されます。
[Cancel] をクリックすると、作業を中止し前の画面に戻ります。
[Save] ボタンをクリックし、必須タグの設定を完了します。
[Backfill Tags] コスト割当タグを活性化した後も、過去データにタグを遡及適用することができます。現在保存されているCost Allocation Tagの状態値で、選択した月から入力されます。AWSコスト管理では、コスト割当タグを活性化した後も、過去データにタグを遡及適用することができます。これにより、最大12か月までの移行コストデータにタグを適用して正確なコスト分析ができます。
注意事項:
リソースに対し過去にタグが割り当てされていないとBackfillできません。
Backfillは、過去にそのタグがリソースに適用されていた場合のみ可能です。例えば、プロジェクトタグが2023年6月にリソースに適用され、2023年11月にコスト割り当てタグとして有効化された場合、Backfill機能を使用して、2023年6月以降のコストデータにタグを遡及適用できます。ただし、2023年5月以前に当該タグがリソースに存在しなかったため、当該期間のコストデータにはタグが適用されません。
バックフィルリクエストは24時間に1回のみ提出可能です。
バックフィルリクエストは24時間に1回のみ提出可能です。また、以前のバックフィル作業が進行中の場合、新しいリクエストを送信することはできません。
Backfillはタグの有効状態を遡及適用します。
Backfillを使用すると、タグを有効化または無効化できます。例えば、過去に有効化されていた「Team」タグを現在無効化してBackfillをリクエストすると、そのタグは過去のデータでも無効化され削除されます。
Backfillの結果は即時反映されません。
Backfillが完了しても、サービスへの反映までは最大24時間かかる場合があります。